今日の一問 社会(長野県・改)
2014/03/28
-歴史の問題-
次の1と2の問いに答えなさい。
1.10世紀の中ごろから、朝廷のほとんどの官職を一族で独占し、栄華をきわめた気持ちを資料1の和歌によんだ人物がいる。この人物の氏名を書きなさい。
2.1の人物が政治の実権をにぎることができた理由は系図にもあらわれている。資料2の系図をみて、資料1の歌をよんだ時点でのこの人物の位置に当てはまるものを、ア~エから1つ選び、記号を書きなさい。
<答え>
1.藤原道長 2.ウ
2.藤原氏は、娘を天皇のきさきとして、娘の生んだ皇子を天皇にたて、天皇の外祖父として、天皇が幼いときには摂政となり、成人すれば関白となって、政治の実権を握りました。
<ワンポイントアドバイス>
このころから、院政のはじまるまでのあいだの政治を摂関政治とよびます。そして、11世紀初めの道長とその子頼道のころ、摂関政治は全盛となったことを覚えておこう。