今日の一問 理科(鳥取県・改)
2014/01/30
-天体の問題-
日本のある場所で9月15日から3月15日まで、毎月15日の午前0時にオリオン座を観察したところ、その位置は1ヶ月で約30°ずつ西へ移動していた。また、12月14日の夕方から15日の明け方にかけて、同じ場所で、オリオン座の動きを観察したところ、オリオン座は東の空からのぼって、午前0時に真南の空を通過し、西の空に沈んでいった。次の問いに答えなさい。
問い 地球から見た太陽は、星座の星の位置を基準にすると、下の図に示す矢印のように西から東へゆっくり移動しているように見える。オリオン座は、図の中のどの位置にあると考えられるか、最も適当なものを、ア~オからひとつ選び、記号で答えなさい。
<答え>
オ
設問にも書いてあるように、オリオン座は冬を代表する星座です。 つまり、太陽と反対方向にある星座(真夜中に見える星座)が12月に見えるので、オリオン座は12月の反対側の6月(オ)の位置にあることになります。
<ワンポイントアドバイス>
地球の公転によって、太陽が天球上を動いているように見えます。この太陽の通り道を黄道(こうどう)といいます。また、四季の星座(その季節の真夜中ごろに真南に見える星座)は、頭に入れておこう。
春:おとめ座・しし座
夏:いて座・さそり座
秋:うお座・みずがめ座・ペガスス座
冬:おうし座・ふたご座・オリオン座