今日の一問 数学(東京都・改)
2013/07/14
-確率の問題-
数字の1・2・3・4・5が1つずつ書かれている5枚のカードがある。
この5枚のカードをよくきって、同時に2枚のカードを取り出すとき、書かれている数字が奇数と偶数になる確率を求めよ。
<答え>
3/5
樹形図を描くと、2枚を取り出すときの組み合わせが全部で20通り(1-2、1-3、1-4、1-5、2-1、2-3、・・・)あって、奇数と偶数になる組み合わせが12通り(1-2、1-4、2-1、2-3、2-5、・・・)ある。
したがって、確率は12通り÷20通りで 3/5 になる。
<ワンポイントアドバイス>
n個からr個を選ぶときの選び方を求める式を使うと、5つのカードから2つのカードを選ぶときの選び方は(5×4)÷(2×1)=10通り あることが分かる。そして、そのうち奇数と偶数になる選び方は6通り(1-2、1-4、2-3、2-5、3-4、4-5)なので、6通り÷10通りで 3/5 になる。