高校受験|英語の勉強法(文法編)
2014/04/03
こんにちは!家庭教師のいさおです。
ここ最近、朝晩がずいぶん涼しくなり、すっかり秋めいてきました。
自分の生徒の話ですが、窓を大きく開けて寝ていたせいか、朝起きたら声が出なくなっていたそうなので、季節の変わり目のこの時期、皆さん体調管理には十分気を付けてください。
今日は、前回の英語の勉強法(単語・熟語編)に続いて、英語の勉強法(文法編)についてお話ししたいと思います。
文法対策は問題集をフル回転させよ!
前回、過去問(長文)をやりながら単語や熟語を覚える方法をお伝えしましたが、その作業の中で当然文法に関する問題も出てきますし、長文の中で構文や熟語がどのように使われているのかを知ることができます。
したがって、語彙力とともに文法力も同時に強化することができるわけですが、文法の問題の出来が良くない場合や今ひとつ読解力に自信が持てない場合は、一度過去問から離れて集中的に文法を固める必要があると思います。
その場合、教科書や参考書で時間を掛けて文法を覚えるのではなく、より実践的な問題集を1冊決めて集中的に取り組んでください。
そして、分からない問題は印をつけてすぐに解答を見て覚える。これがポイントです。
1巡目は自分の弱点を明確にしよう
具体的な方法ですが、まず始めの1巡目は、問題を解くというよりも自分の知っている知識と知らない知識を把握することに力を入れてください。
つまり、自分の弱点を明確にすることがもっとも大切なことで、英文法克服のための第一歩になります。
したがって、すぐに解答を見ながら間違えた問題や知らない事項に印をつけておきます。
自分の知らない文法は、いくら考えても時間の無駄なので、さっさと解答や解説を見てください。とにかく時間をかけずに早く1巡目を終わらせることを目標にしましょう。
2巡目からはさらにスピードアップ!
2巡目は、1巡目で印をつけたところだけをやっていきます。したがって、1巡目よりもやるべき問題数は減っているはずなので、時間をかけることなく取り組むことができるはずです。
そして、2度目も間違えた問題には、別の印をつけておきましょう。ただし、今回は印をつけるだけでなく、間違えた問題や覚えなければならない事項をノートに書き出します。
そのノートを定期的に見直すことで、自分の弱点を克服することができますし、3巡目以降も同様の作業を繰り返すことで、文法力は確実に向上するはずです。
なお、本当はノートではなく、暗記カードに書き出すことをオススメします。暗記カードはちょっとした隙間時間に手軽にチェックできますし、問題集を回転させるごとにカードがどんどん減っていくので、自分の文法力の向上が実感できるからです。
もちろん、ノートを使ったとしても工夫次第で同様の効果は出せると思いますので、皆さん自分なりに工夫してぜひ組んでみてください。
最後に、使用する問題集について、注意すべき点が1つだけあります。
それは、解説が無い問題集(解答しか載っていない問題集)は使えないということです。
ある程度参考書として使える部分が無いとまったく知らない事項について別の教科書や参考書を一から見なければならなくなるので、かえって負担になってしまうからです。
ほとんどの問題集は要点がまとめてあったりして問題なく使えるはずですが、中にはツワモノの問題集もありますので、問題集を買う際はくれぐれもご注意ください。
今日おすすめしたい問題集はコチラ
以前このブログで紹介した問題集。レベルは高いですが、やるだけの価値はあると思います!
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以上、今回の英語の勉強法(文法編)はいかがだったでしょうか。
次回も少しでも皆さんのためになる勉強法をお伝えしたいと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。