今日の一問 理科(静岡県・改)
-天気の問題-
湿度と雲の発生に関する次の(1),(2)の問いに答えなさい。
(1)空気中の水蒸気が水滴に変化するときの温度は何とよばれるか。その名称を書きなさい。
(2)次の文章は、自然界における雲のでき方を説明したものである。
文章中の(ア),(イ),(ウ)に当てはまる語句として適切なものを、下の a~f の中から1つずつ選び、記号で答えなさい。ただし、同じものは2度以上用いないこと。
「地表付近の空気が上昇すると、上空にいくほど( ア )ため、( イ )。そのとき、( ウ )ため、ついに湿度が100%になり、水蒸気が水滴に変化し始め、雲ができる。」
a 空気が収縮する b 空気の温度が下がる c まわりの気圧が低くなる
d 空気が膨張する e 空気の温度が上がる f まわりの気圧が高くなる
<答え>
(1)露点 (2)ア.c イ.d ウ.b
<ワンポイントアドバイス>
雲ができるまでの流れはしっかり覚えておこう。
空気が上昇する→まわりの気圧が低くなる→空気が膨張する→温度が下がる→露点に達する→雲ができる
空気などの気体は、膨張すると温度が下がり、圧縮すると温度が上がります。
気体が膨張するとき温度が下がるのは、まわりの圧力に逆らって気体の体積が大きくなるとき、気体が持つ熱エネルギーが使われるためです。